新人王は誰だ? boxLEBRONから見る新人王レース
今季も、もうレギュラーシーズンの終了が近づいてきました。そんな中、賞レースも終盤に差し掛かってきました。今日は、新人王を、boxLEBRON目線で見ていきたいと思います。
boxLEBRONの説明については、こちらで説明してあるので、興味のある方は読んでいただければと思います。
ここでは、あえてboxLEBRON 2.0の順番で機械的にランクしていく形とします。また、今日はランキング形式で5人を紹介したいと思いますが、その前に惜しくも5位までに入れなかった選手の紹介からしたいと思います。
前田怜緒(滋賀)O +1.03 D +0.45 net +1.48
牧隼利(琉球)O +0.80 D +0.64 net +1.44
中村浩陸(大阪)O +0.78 D +0.49 net +1.27
増田啓介(川崎)O +1.02 D +0.24 net +1.26
アイザイアマーフィー(広島)O +0.39 D +0.63 net +1.02
若くしてB1でスターターとして活躍されていたり、ベンチから重要な役割を果たしているこれらの5人の選手ですが、惜しくもboxLEBRONのランキングでは上位5人から外れて強いました。ですが、この中から新人王が選ばれる可能性は十分にあると思います。
さて、ここからは5位から順番に紹介していきたいと思います。
5位 大浦颯太(秋田)
Offense +1.64 Defense +0.59 boxLEBRON 2.0 +1.64
平均16分で7.1得点2.9アシスト。スターターとしての起用も多く、チームの中でもアシストが多い。仲間を活かせることが評価されてのオフェンス +1.64だと思いますが、シュート率が上がるとさらに上のレベルが目指せるか。
4位 テーブス海(宇都宮)
Offense +1.63 Defense +0.65 boxLEBRON 2.0 +2.28
平均16分で出場のほとんどがベンチスタートながらも、6得点、2.8アシストを記録しています。リバウンド、スティールも数字は残せているものの、TS%が46%と少し低め。一歩上に行くには大浦選手と同じくシュート率がカギか。
3位 小酒部泰暉(A東京)
Offense +1.96 Defense +0.37 boxLEBRON 2.0 +2.33
平均19分の出場で7.8得点、また2アシスト/2リバウンド、また約1スティールとオールラウンドにスタッツを残しています。またTS%が59%と、新人の中ではシュート率が高いことがうかがえます。
2位 寺嶋良(京都)
Offense +1.85 Defense +0.66 boxLEBRON 2.0 +2.51
毎試合スターターとして平均22分出場していて、8.3得点/3.3アシスト/2.4リバウンドを記録しています。京都ではアシストでチームトップで、スターターPGとしての仕事をしっかりと果たしているかと思います。
1位 松脇圭志(富山)
Offense +2.05 Defense +0.71 boxLEBRON 2.0 +2.76
ワイルドカードを争う富山で、スタートから起用されることも多い松脇選手が、boxLEBRONからみた新人王争いで(今のところ)1位となりました。出場20分で5.2点/1.5アシスト/1.5リバウンド、またTS%が55%と、効率が良い富山オフェンスの中でも、しっかりと活躍しているということがうかがえます。
さて、boxLEBRON 2.0の新人トップ5をご覧になったかと思いますが、どうでしょうか?もしも松脇選手が受賞された場合には、今年の富山には直近の新人王が3人も所属していたことになります。良い若手に、マブンガ選手・宇都選手と面白いメンバーがいて、さらに率いるのは浜口HC。今シーズンだけに限らず、今後期待ができるチームなのではないかな、と思います。
また、ここで一つ注意点です。boxLEBRONではチームの成功(具体的にはORTG、DRTG)も取り込んでいるため、必ずしも新人王ということを考えたときに一致はしないのかな、とは個人的に思っています。boxLEBRONの計算上不遇されてしまっている選手として、アイザイアマーフィー選手なんかが実際の投票ではもっと上位に入っていくのかな、とは個人的には思っています。ですが、松脇選手や寺嶋選手は新人ながらもスターターの起用が多かったり、TS%が良かったりと、活躍がボックススコア上に現れているのかなと思います。
まだ、レギュラーシーズンは終わったわけではありません。ここから残り試合、チームによって数は違いますが、この新人王争いの中でも強いインパクトを残す選手がいたら面白いですね。
0コメント