シックスマン賞は誰だ? boxLEBRONから見るシックスマン賞レース
新人王とMVPについてboxLEBRON目線から書きましたが、今日はシックスマン賞について書こうと思います。
今回はシックスマンの中から、総合トップ3に加え、日本人選手のトップ3も紹介したいと思います。また、シックスマンの定義は、「ベンチスタートの試合の方が、スタートの試合よりも多い選手」とします。
ではまずは、日本人選手から紹介していきたいと思います。
日本人選手3位 岡田 侑大(富山)
O +2.75 D +0.17 net +2.92
月間MVPにも選出された岡田選手ですが、TS%が57%で平均10点近くと、効率が良くベンチから点を取っているといえるでしょう。また、アシストも1試合平均2と多めの数字かと思います。欲を言えばもう少しアシスト・ターンオーバーの比が良い方がいいのかもしれませんが、それは経験とともに減っていくものなのかな、とも思います。
日本人選手2位 岸本 隆一(琉球)
O +2.90 D +0.56 net +3.46
岸本選手は、FGアテンプトの中でもスリーポイントの割合が多い選手です。1試合平均だと57TS%で8得点と、二桁には届かずも効率よく点を取っています。また、比較的ターンオーバーも少なく、平均2.5アシストとプレイメイク面でも大きな貢献をしています。
日本人選手1位 今村 佳太(琉球)
O +2.81 D +0.70 net +3.51
1位は岸本選手のチームメイトの、今村選手になりました。スタッツは岸本選手と似ているようにも見えますが、得点は9.9点と二桁にはわずかに届かないものの、良い数字だと思います。また岸本選手との比較になってしまいますが、今村選手はディフェンスのボックススコアの数値が高かったこともあり、少しだけリードをしている形となりました。
琉球から二人選出される形となりましたが、いかがでしたでしょうか?
続いて、総合トップ3です。
3位 ジェフ・ギブス(宇都宮)
O +3.47 D +1.56 net +5.03
ギブス選手は、今季は60試合中スタートは7試合にとどまりました。オフェンスの数字も良いものの、ギブス選手はディフェンス面での貢献が大きかったのかなと思いました。スティールとブロックと数字に残っているものに加え、チームのディフェンシブレーティングが低かったこともこの数字には含まれています。
2位 ジョシュ・ダンカン(千葉)
O +4.21 D +0.86 net +5.06
ダンカン選手はサイズがありながらもスリーポイントを39%と高い確率で毎試合2本程のアテンプトをしています。TS%を見ても効率が良いのは一目瞭然。リバウンドもとれて、フリースローの獲得率も高い。千葉ジェッツへの貢献が評価されての総合2位です。
1位 レイヴォンテ・ライス(京都)
O +5.01 D +0.54 net +5.55
ライス選手はベンチから20点をアベレージしています。USG%はBリーグでもトップクラスの数字で、大きな役割を担っていることがわかります。また、なんといっても、フリースローを1試合平均7.5本獲得し、それを84%と高い確率で決めていることが、TS%の良さに表れていると思われます。また、TOV%が低いことも大きなポイントです。
さて、ライス選手が1位という結果になりました。シックスマン賞を考えたときに、ライス選手を考えている方はそれなりにいるのではないでしょうか?と私は思っています。そんな方は、boxLEBRONと同じです(笑)
実際に選ばれるかどうか、はたまた違う選手になるのか、注目しましょう。
ここまで読んでくださった方は、ありがとうございました!
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